アラフィフSEの日々

九州の片田舎に住む、おっさんSEの技術メモやら思った事を、適当に綴ります

マイクロソフトがオープンソース化

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/111301881/

最近のマイクロソフトは、攻めてる感じがしますね。
オフィスのアップグレードを無料にしたり、
iOS/Android版アプリの利用を無料化したり、
MS-DOS、Windows3.1からの利用者としては、
信じられないような状況になってます。

日本でのパソコンでは、NECがほとんど独占状態だった時代から、
DOS/Vの登場で勢力地図が一気に塗り替えられたように、
Googleの登場によって、また、クラウドスマートデバイスの広がりにより、
ソフトウェアの利用方法が大きく変わってきています。
ソフトウエアは買うものではなく、利用する物となり、
マイクロソフトでさえ、ビジネスモデルの変化が必要と言う事でしょう。

ソフトウェアを作って、お金を得ている私たちは、
これから、どうやっていけばいいのか。。
マイクロソフトと同じように、大きな方向転換が必要なのではと思います。

SEという仕事

こんな記事がありました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/534204/111000003/?top_tl1

書かれている内容はもっともと思う一面もあり、
今までにないパラダイムシフトが起こっているITの世界で、
はたして、このとおりなのかと言う思いも持ちました。

そもそもSEと言う仕事自体が、日本独自の物であって、
どう定義するのかも人それぞれで、
PGだったり、アーキテクトであったり、PMであったり、
なんでも屋的な仕事だったりもするので、一概に言えない部分もあります。

一方で、こんな記事。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/100800082/111000005/
インフラ技術者のお話ではありますが、
ソフトウェア技術者にもあてはまる話ではないかと思う部分もあります。
新しい技術は、もちろん若い人の方が習得しやすいかもしれませんが、
ここにもあるように、古い技術の上に成り立っている事が多く、
その根本を理解せずに、本質は分からないのではないかと思うのです。

そう考えると、年寄りの技術者もしっかり新しい技術をフォローすれば、
若い技術者に違う形で対抗出来るのではないかと思います。

アプリ開発

monaca使って何か作ろうと思い、アイデア練ってます。

いくつかアイデアは出したんですが、ハイブリッドアプリ向きの物でと考え、
家計簿にしようと思いたち、既にあるアプリとは違う物をと、
色々と案を練ってたんですが、今ひとつ纏めきれず。。
そこから湧いたアイデアを使ったアプリを考え中です。

DB使いたいので、SQLiteも調べねば。。
こう考えると、ネイティブアプリの方が楽なのか・・との思いも。。
でも、せっかくなので、monacaで作ってみようと思います。

Google元CEOエリック・シュミット来日トークイベント

11/4に開催された内容が記事になっていました。

http://engineer.typemag.jp/article/howgoogleworks
http://gigazine.net/news/20141105-google-eric-schmidt/

こういう話を読むと、今の日本ではGoogleのやり方は出来ないだろうと感じます。

Google Japan代表の村上氏の発言、

「日本の古典的な企業がビジネススタイルを変えるには、何よりもまず『いかにITが重要なのか』を理解することでしょう。もし、現在のテクノロジーになじみのない人が会社にいるとして、私がアドバイスするのはただ一つ。『口をふさげ』です。

老害なんて言葉がありますが、なかなか口をふさげる人はいないし、
ボトムアップイノベーションを起こせる人も、そうそういません。
特に日本の場合は、トップダウンで動いている事が多いように思います。

年功序列が崩れてきてるとは言え、まだまだ、その文化は残っていますし、
生え抜きの社員が優遇される現実もあります。
人材の流動化がもっと活発になり、年齢や在職年数に関係なく、
実力が評価されるようにならないと、日本からGoogleは生まれないんではないかと思います。

特許権

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1411/04/news052.html

法改正によって次のような事になるようです。

特許権を社員のものから企業のものに変更する。
発明した社員への報奨を義務づける。

ノーベル賞を受賞した、中村教授が一石を投じた問題に対して、
はたしてこれでいいのだろうか。

結局のところ、社員は企業のいいなりになるだけでは?
発明は一人だけの物だけではないと言う言い分は、理解できない訳ではないが、
こんな企業側に都合のいい法改正では、
ますます優秀な人材が海外へ流出してしまうのではないだろうか?
グローバル化といいながら、こんな時代に逆行したやり方はどうかと思います。

技術者を大事にしない、国、企業。
技術大国日本の行く末に、ますます不安を感じてしまいます。

iphoneでおサイフケータイ

iphone6発売の時にちらっと話した、おサイフケータイに関して、
ドコモが「おサイフケータイ ジャケット」を発売するという記事が載ってました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/102800096/?top_pu

やっぱり、おサイフケータイAndroidにしてる人が結構いるみたいですね。

で、この「おサイフケータイ ジャケット」ですが、無線方式を利用しているらしい。
と言う事は、そのうちウェアラブル端末でおサイフケータイを利用できるようになるかも。

指輪型のデバイス「Ring」のニュースもありましたが、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/102901684/
もうちょっとスマートになれば日常的に付けておいて、
おサイフケータイの端末として使うなんて事も!

ウェアラブルデバイスの活用は、まだまだこれからですが、
色んな夢が広がりますね。

イノベーション

最近、猫も杓子もイノベーションを起こせだの、イノベーションを実行するだのと、騒がれるのですが、そんなに簡単にイノベーションが起こせたら苦労は無い訳で、
特に頭の凝り固まった年寄りが、新しいアイデアを起こせるとは思えないし、
やはり、常識にとらわれない若い人から生まれるのだと思います。

しかし、いくらアイデアがあっても、それを実現出来るだけの資金がなければいけない訳で、
会社を動かす立場の年寄りが、いかに若い人をサポートして行けるかも必要であるはずなのに、
リスクを負おうとする経営者が少ないと感じます。

最近はクラウドを利用したスタートアップのサービスも出ていますし、
色んな方法が出来る環境も出来つつありますが、
海外に比べたら、あきらかに日本は遅れています。

日本から世界的なITサービスなど夢の夢なんでしょうか。。

頭の固い年寄りからの意見でした。