SIビジネス その2
この前記事書いて、タイムリーだったので。
今日のITproにこんな記事がありました。
読者に問う! IT業界の二大悪「人月商売」「多重下請け」の今後
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/091100052/?ST=ittrend&P=4
内容は今までのまとめという感じですが、木村さんは以下のような予想をされています。
「まず、今の過大な需要が解消する数年後にSI市場は縮小し、SIerによるオフショア開発の促進と相まって、IT業界の人月商売と多重下請け構造は解体へと向う。ただ、縮小・解体に向うと言っても、SIビジネスが完全に消滅するわけではない。」
「一方、ユーザー企業のIT投資の主軸がビジネス直結のシステムに移ることで、多重下請け構造の中にいるITベンダーや技術者には、そこから脱却するチャンスが生まれつつある。まず、技術者はそうしたユーザー企業への転職の道が開ける。下請けや孫請けのITベンダーにもユーザー企業と直契約の機会が生じ、人月商売からも脱却が可能になる。」
私としては、期待も込めてほぼ同感です。
しかしながら、このような意識を持った企業がどの位あって、
その変化を行えるだけの体力のある企業がどの位あるのか。。
危機感は感じながらも、現在の仕事がある状態を捨ててまで、
変わろうとする企業は少ないのではないでしょうか。
中央と地方での状況の違いはあると思います。
ユーザー企業への転職と言っても、地方ではほとんどありません。
地方都市でも、かなりの狭き門だと思います。
最新技術を使ったスタートアップ企業なんて皆無です。
また、技術者も年齢や立場によって様々だと思います。
若ければ、中央に出ていく事も出来るでしょう。
ある程度の年齢だと、起業と言う事も考えられますが、
家庭があったりする人にとっては、そう簡単な物ではありません。
私の年齢で、どういう方向に行くのがいいのか。。
この記事を読んでも、まだ答えは見つかりません。